弊社の新建材の研究開発テーマが「令和7年度 石川県成長戦略ファンド(研究開発支援事業【DX/GX】)」に採択されました!
弊社が幹事企業となって、大学・国・県との連携体で研究開発をする、『能登産珪藻土・木材の複合化による調湿性能に優れた難燃化部材の研究開発事業』が複数年に亘り石川県から支援を受けます。
このテーマは、能登産の珪藻土を能登産の木材の中に入れ込み、ミクロレベルで複合させる技術を研究開発し、調質性(湿度の調整機能)と難燃性(燃えにくさ)を備えた世界初の木質内装用の複合材料の製品化を目標としています。目標とする製品は、国が進めるグリーン成長戦略の中の木造建築物に関わる部材を提供することができ、また、能登半島地震からの復興に貢献できることを期待しています。

※連携体
本テーマにおいては、石川県工業試験場 九谷焼センター、金沢工業大学、産業技術総合研究所 との連携体です。
※石川県成長戦略ファンド
石川県が、「DX推進」「GX推進」「国プロジェクト採択への準備支援」「スタートアップ創出支援」「地域資源活用支援」「社会課題解決支援」という6つの支援枠において、複数年にわたる新たな研究、商品開発から事業化、販路開拓まで、一貫して支援するものです。
※グリーン成長戦略
2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を目指し、環境対策を経済成長の機会と捉え直して推進する日本の産業政策です。
※GX
「グリーントランスフォーメーション(Green Transformation)」の略で、化石燃料中心の経済・社会構造を、太陽光や風力などのクリーンエネルギー中心に根本から変革しようとする取り組みです。


